相手の気持ちを占う北斗七星スプレッドのやり方・リーディングのコツ‐独学タロット講座その8-1

こんにちは! 占い師の浅野輝子です。

タロット占いを挫折せず独学で習得するWEB講座。

引き続き、展開枚数が多く、私が個人的に実用性が高いと感じているスプレッドについて説明してゆきます。

前回は、ふたつの選択肢に悩んでいるときに用いる『二者択一スプレッド』についてお話しました。

今回は、特定の人の気持ちを占う『北斗七星スプレッド』についてお話します。

他人の気持ちを占うことについての是非や、心構え、注意すべき点については、
タロットでの”相手の気持ち”の占い方 心構えと注意すべき点という記事に書きましたので、ぜひご一読くださいね。

さて、特定の人についてタロットで占うのならば、『生命の樹(セフィロト)スプレッド』がメジャーかと思います。

これは生命の樹になぞらえて10枚のカードを展開し、相手の魂の本質に迫るというとても濃いスプレッドなのですが、旧約聖書やカバラや西洋占星術について学び、生命の樹についてある程度の理解がなければ複合的にリーディングしてゆくのは難しく、上級者向けと言えます。

“挫折しない”をモットーとする当タロット独学講座では、シンプルに相手の気持ちへとスポットを当てる『北斗七星スプレッド』を、実用的なスプレッドとして推薦したく思います。

スポンサーリンク

北斗七星スプレッド(7枚展開)のやり方

特定の人物の気持ちを占うスプレッドです。

相手の状況や気持ちに寄り添い、この先の自分の行動を考えたいときに用います。
あくまでも対象者の人生や気持ちは対象者のものであり、決して思い通りにすることはできないと念頭に置いて使用してください。

また、窮地に立ち混乱しているときに、自分の気持ちを占うこともできます。

このスプレッドでは、春の星空に強く輝きを示し北極星を指す道標となる『北斗七星』の星の配置になぞらえて、7枚のカードを展開します。

タロットに問いかけ、シャッフル・カット後、規則的に7枚目のカードを引いて配置してゆきます。
必ず7枚目でなければならないという決まりではないので任意の数字でも構いません。

※大アルカナのみを使用する場合、7枚ごとに引くとカードが足りなくなります。
はじめに7枚を捨て置いてそこから7枚連続展開するか、規則的に3枚目のカードを引くようにしてください。

展開するカードの内約
  1. 現在の状況
    その人が今どのような状況に立っているか。
    周囲の環境や一番の関心事などが示されます。
  2. 原因・妨害
    その人が今現在どのような問題を抱えているか。
    また、あなたと相手の間にどのような妨害があるかなどが示されます。
  3. 過去の気持ち
    過去、あなたに対してどのような気持ちを抱いていたかが示されます。
    知り合って間もない場合は第一印象と捉えても良いです。
  4. 現在の気持ち
    現在、あなたに対してどのような気持ちを抱いているかが示されます。
  5. 潜在意識
    その人が心の底であなたをどう捉えているかが示されます。
    ここに出る内容は、本人も無自覚な場合があります。
  6. あなたへの関わり方
    その人が今後あなたに対してどう関わっていこうとしているかが示されます。
  7. 今後の気持ち(結論)
    その人が今後あなたに対してどのような気持ちを抱く兆しがあるかが示されます。
    タロットからの結論、アドバイスと捉えても良いでしょう。

北斗七星スプレッドのリーディングのコツ

複数枚展開において極端に良いカード、極端に悪いカードがどこかに出たとき、そこにだけ注目して「大丈夫なんだ!」「もうだめなんだ……」と一喜一憂してしまいがちです。

もっと、もっと、と、相手を求めてしまう気持ちは往々にして不安から生まれるものですから、安心するのももちろん間違いではありません。
自分たちは大丈夫なんだ、と再認識することが心の処方箋になり、焦りが消え見守る気持ちへの切り替えに繋がる場合もあるでしょう。

しかしながら、あくまでも一枚のカードにとらわれず、7枚全体を見て解釈することが大切です。そのための7枚展開です。

1枚目の『現在の相手の状況』3枚目の『過去の気持ち』4枚目の『現在の気持ち』5枚目の『潜在意識』は、他者にはどうすることもできませんが、まず胸に受け止めて咀嚼することが肝心です。

2枚目の『原因・妨害』5枚目の『潜在意識』6枚目の『関わり方への意識』は複合的に捉えましょう。
二人の距離感になにか原因となるものがあるなら、それに対してどうアプローチするか考える手がかりになります。

押してダメなら引いてみな、という言葉がありますが、ときには一時的に距離を置いてみることが、その後の円満に繋がる場合もあります。
相手がひどく遠慮してしまっていたり、まったくこちらのことを意識していないようであれば、勇気を出して自分から働きかける必要があるかもしれません。

なにせ、家族や恋人との関わりにせよ、職場や学校での関わりにせよ、相手のあることです。

自分ひとりのの思い通りにはゆかないという厳しい現実も念頭に置きながら、相手は自分にどうしてほしいのか、自分は相手に何をしてあげられるのか、それは自分にとって譲れるものなのか、譲れないものなのかを考えてゆきましょう。

自身の問題ではなくクライアントに対して占う場合は、タロットから感じたことを偽らずに伝えつつ、クライアントの反応にも注目しましょう。

「そう!そうなんです」と熱がこもるポイントはどこだったか。クライアントが悲しみや不安を示すのはどんなポイントか?

理解的・需要的な態度で話を聞きながら現状を整理し、本人の希望や見込みなどを加味した上で今後の行動指針を立ててゆきましょう。

その際、どのくらいの期間で、何をするのかを明確に示すと、クライアントの迷いを晴らすのにより一層役立ちます。

次回予告

相手の気持ちの占い方は非常に関心が高く、特にセルフタロットで試みる方が多いようでしたので、今回は占い師を目指す方だけでなくセルフタロットとして占いたい方にも理解していただきやすいようにと意識してお話しました。少しでもお力になれるとよいのですが……。

さて、全体を見て解釈するとは言っても難しいですよね。

次回は、実際のクライアントにご協力をお願いして、『北斗七星スプレッド』を使った実例をご紹介いたします。
複数枚展開時における捉え方の参考にしてくださいませ。

できるだけ間を置かず公開したいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします!
浅野輝子でした。

LINEで送る
Pocket

スポンサーリンク