タロットの並べ方~1枚引き(ワンオラクル)3枚引き(スリーカードスプレッド)のやり方~‐独学タロット講座その6

こんにちは。占い師の浅野輝子(あさのてるこ)です。

タロット占いを挫折せず独学で習得するWEB講座。
前回はタロットカードのシャッフル・カットの仕方についてお話しました。

今日は、タロットの並べ方についてのお話です。

タロットを展開する際の “カードの置き場” や “意味” の定形を『スプレッド(展開法)』と言います。

検索エンジンで調べてみますと、無数のスプレッドがヒットいたします。
Googleの検索結果見てみる?

スプレッドは自分で自由に編み出しても良いのですが……。
まずは仕組みを理解するために、一番シンプルな『ワンオラクル(1枚引き)』
その発展形である『スリーカード(3枚引き)』について学びましょう。

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ワンオラクル(1枚引き)のやり方

一番簡単な占い方は、タロットへの問いかけとシャッフル・カットを終えたあと、カードをざあっと一列に広げ、「これだ!」と感じる1枚引いてみるという方法です。

一列に広げなくとも、「ええい、山の一番上のカードじゃい!」でもいいですし、「上から7枚目ジャイ!」と決めても良いです。

この、1枚だけカードを引いて解釈する占い方を『ワンオラクル』と言います。

鑑定士が引いても良いですし、心が通い合っていると感じられる相手や、インスピレーションの力が強そうだと感じる相手であれば、クライアント自身の手によって引いてもらうのも良いと思います。
(もちろん、タロットカードは容易に触らせたくない、というポリシーの方はご自身の考えややり方を重視してくださいね☆)

ちなみに、オラクル(oracle)とは、預言、神託、託宣、神の言葉。そしてそれを受け取る人を指します。
社名、製品、漫画や映画等創作の世界で耳馴染みのある言葉かもしれませんね。

ワンオラクルは、手軽ではありますが、1枚に集約されるため、複雑な質問には不向きです。
1問1答、シンプルな質問を心がけましょう。

また、1枚きりであるがゆえに、おっそろしいほど意味が濃厚になります。
人によっては、「何枚か展開する占いの方がやりやすい……」と、感じる場合もあるかもしれません。

特に相手の気持ちについてセルフでタロット占いをするときは極端な意味に捉えて一喜一憂する状態に陥らないよう注意が必要です。
相手の気持ちをタロットで占う、ということ。注意すべき点、占うときのコツ】という別の記事に詳しく書いています。

教科書通りの意味に問わられず、想像力を働かせて、1枚のタロットから情報を読み取ってください。

何が描かれているか?
色合いはどうか?
正位置か逆位置か?
表情はどうか?
どの部分が一番気になるか?
その絵の中に自分(もしくは相手)がいるとしたらどの象徴として描かれていると感じるか……?

難しいと感じたら、
タロット占いを挫折せず独学で習得したい人におすすめの勉強法-タロット入門その2
あたりからもう一度おさらいしてみてくださいね。

以下、これまでに生徒の方から多かった質問と、わたしの回答を掲載します。

タロティストさん
これだ!という一枚がなかなか決まらない場合はどうすればいいですか?

そんなときは、問いを変えてみる。
もしくは同じ問いでもかまわないのでシャッフル・カットをやり直してみましょう!
お買い物でもそうですが、あまり時間をかけて眺めますとよくわからなくなってくるものです。
第一印象で「ソイヤ!」と引いてしまうのがおすすめです。

 

タロット好きさん
ワンオラクルなのに、パッと気になったカードが複数枚あるんです。

わかります。
思い出してください。タロットは偶発性から事象を読み取るツール。
つまりフリーダム。いわばアドリブの塊です。
気になるものが複数あるならば両方引きましょう。
この場合、1枚目に手にしたカードから順に優位性があると考えたほうがよいでしょう。

 

駆け出しさん
うう、1枚引いて回答を得たら、他にもタロットに聞きたいことが出てきました。

引き続き、沸いてきた質問を意識しながら気になる一枚を引いてみましょう!
スプレッドを用いなくともこの方法で占いを続けてもいいのですよ。
『アドバイス』や『結論』を得るなど、そこそこのところで着地点を設けましょうね。
そうしないと、ひたすら問いかけが続いてしまうこともありますので。

スリーカードスプレッド(3枚引き)

スリーカードはワンオラクルの発展形です。
78枚のタロットから3枚のカードを引き、解釈する占い方です。

ワンオラクル同様、あまり複雑な事項について占うには向きませんので、シンプルな質問を心がけてください。

スリーカードで引く3枚には、それぞれ意味を持たせます。

  • 1枚目=過去 2枚目=現在 3枚目=未来
  • 1枚目=現在 2枚目=未来 3枚目=アドバイス
  • 1枚目=当事者の現状 2枚目=相手の気持ち 3枚目=アドバイス

過去・現在・未来が一番メジャーではありますが、いろいろなやり方があろうかと思います。
あらかじめ、何枚目にどのような意味を持たせるか決めてから占いましょう。

タロットに問いかけ、シャッフル・カット後、ざあっと一列に広げたカードから3枚のカードを引きます。
もしくは、「ひと束のデッキから規則的にn枚目のカード引く!」と決めて3枚引く方法を取るのも良いです。

この『n』に当てはめる数字は、そのとき脳裏に閃いた数字など、本当になんでもいいのですが……。
なんとなくタロティストは1、3、5、7、10、12、13枚毎に引きがち。
わたしは7が縁起良いし、願いが叶いそうなので多用しています。
少ない枚数の展開なら10枚毎、たくさんカードを展開する予定なら、3枚毎にするケースもあります。

さて、スリーカードのリーディングのコツとして、次のことを頭の隅に置いておいてください。

  • 『過去』には、今起きていることの『原因』が隠されている。
  • 『現在』には、未来につなげるため『今やるべきこと』が隠されている。
  • 『未来』『あくまでも現状のまま進んだ場合の結論』であるとともに『解決へのヒント』が隠されている。

わたしがもしも魔法学校の先生だったら、上記はテストに出します。

スリーカードに限らず、タロット占いをするときに役立つ視点かと思いますので、ぜひ意識してみてくださいね。

次回予告

次回からは、展開枚数が多く、複雑なスプレッドについて解説いたします。

「どっちにすればいいの~!?」ふたつの選択肢で迷ったときの
二者択一スプレッド(5~6枚展開)
「あの人はどう思っているんだろう……」相手の気持ちに寄り添う
北斗七星スプレッド(7枚展開)
最もポピュラーなスプレッドであり、ひとつの問題について深く探ってゆくのに適している
『ケルト十字展開法(10枚展開)』について解説を予定しています。
ここまできたら、ほんまにたいがいのことは占えるようになるぞ~!
タロットは、ひとりでは気づけなかった扉を開いてくれる身近な友達のようなものです。
上手に活用してゆきましょう! 浅野輝子でした。
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