タロット占いに必要な道具と購入できる場所について‐挫折しない独学タロット講座ちょっと寄り道

こんにちは。占い師の浅野輝子です。
ブログを読んだ方から、とっても大切な質問を頂戴いたしました。

タロットをまずは独学で頑張ってみようと思い、ブログを参考にさせていただいています。
最低限揃えるべきものとして、こちらの道具はあったほうがいいでしょうか?
また、どこで購入できるものでしょうか。

当ブログがタロットとあなたを近づけるお役に立てていればとってもうれしいです。

そして説明不足ですみません。
最低限揃えるべき道具、とは盲点でした。
こういうの教えていただけるのはありがたいことだなあ。

お尋ねいただいております写真に写っている音叉は『クリスタルチューナー』という道具です。
身近なお店ですと、パワーストーン屋さんで取り扱っています。

クリスタルチューナーは、タロット鑑定のうえで必ずいるものではありません。
これは鑑定時に集中力が高まると感じるので個人的に取り入れています。
後ほどもう少し詳しく書きますね。

そういうわけでどんなわけで、今日はタロット占いをする上で必要なものについて詳しくお話します。

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タロット占いに最低限必要なもの

  • タロットデッキ
  • タロット占いを行うためのスペース

ほんっとうに最低限必要なのは、以上のふたつだけです。
テーブルは綺麗にしておこう! 水気、油、厳禁! 約束だぜ!

タロットデッキ

タロットデッキの選定については以前こちらの記事で詳しくお話しました。
私は、はじめてのタロットにはユニバーサル・ウェイト・タロット 標準サイズ(12cm×7cm)をおすすめしています。

タロット占いを行うためのスペース

標準サイズのタロット(12cm×7cm)を使用し、カードをざあっと広げてかき混ぜるオーソドックスなシャッフルする方式をとる場合、必要となる最小スペースは『たて30cm×よこ50cm』くらいです。

これまで飲食店やお祭りやパーティー会場などいろんな環境で占いをしてきましたが、これ以下ですと非常にキビシー!

スペースが確保できない場合は小さなデッキを使うか、オーバーハンドシャッフル(トランプのように手に持って切る)を用います。

絶対必要とは言わないけど、できればあったほうがいいアイテム

道具を揃えると気分が上がりますよね。
タロット身の回り品。まずあったほうがいいのは、次の二点です。

  • アルタークロス(タロットクロス)
  • タロットポーチ等、道具を持ち運ぶための収納アイテム

アルタークロス(タロットクロス)

■2019/12/5追記■
アルタークロスについて別記事に詳しく書きました【コチラ

タロット占いを行うスペースに広げる敷物です。
絶対必要とは言いませんが、カードを傷めないため、リーディングの際カードに集中するため、雰囲気作り(見せかけだけではなくて自分の精神にも影響すると思うのです)のために、ぜひお手元に置いてほしいアイテムです。

……こういうのって名前がわからないと購入しようがないですよネー。
私がタロットをはじめた14歳のときは敷物の名前を知らなかったし、家庭にパソコンが無かったし、田舎暮らしで占いに必要な道具を扱うショップが身近になかったので、洋裁が得意だった母のクローゼットから黒い布をもらって、それをクロスにしていました。
と、いうわけで、お近くの布屋さんでベルベットの布を購入してクロスにするのももちろんありだと思います。
バイアステープやタッセルであしらって自分だけのオリジナルクロスなんて素敵ですね!

amazonなどで『アルタークロス』と検索しますと、このようにざららーっとアイテムが並びますが、なかには布の張りがありすぎて皺になりやすいものもあります。
お店などで綺麗に敷きっぱなしにするのなら適していますが、日頃は折りたたんで収納しておくなら皺になりにくく柔らかいものがいいかもしれません。
このあたりは、ご自身の用途や環境を踏まえた上でレビューを参考にしてください。

また、インターネットショッピングでは届いたときにイメージが違うこともままあります。
現物を見て決めたい場合は占いのお店で取り扱っていることがあるので下調べのうえ足を運んでみましょう。
大阪ですと、梅田丸ビル内『魔女の家』さんと、なんば駅地下商店街 “なんばウォーク” 内『占いのフォレストランプ』さんで取り扱っています。

魔女の家さんは道具のほか書籍が、フォレストランプさんはパワーストーンが充実しています。

それから、飲食店等での出張鑑定においては、いかにも占いやってます的なクロスを堂々と広げるのは憚られます。

シャッフルに必要なスペースは『たて30cm×よこ50cm』!
雑貨屋さんで、このサイズに近いクロスを探してみてください

ちなみに、私が飲食店での鑑定で使っているクロスはフランフランZARAHOMEのものです。
滑ってグシャグシャにならないよう、裏には滑り止めのテープ(ホームセンターや100円ショップで購入可能)を数か所貼り付けています。

このクロスはたしかフランフランで買ったものです。

タロットポーチ等、道具を持ち運ぶための収納アイテム

楽天などで『タロットポーチ』と検索すると、とてもマジカルなアイテムが並びます。
こういったものを使用するのも良いですし、タロットに合うポーチを自作するのもとっても素敵!
市販のものや、すでにおうちにある小ぶりのバッグなどを流用しても良いと思います。

私は雑貨屋さんのお化粧ポーチ(きのこ柄)、革小物やさんでなにか買ったときについてきたポーチ、文具屋さんで買ったリヒトラブのスマートフィットというキャリングケースを使用しています。

化粧ポーチの中にタロットデッキ、クロス、サブデッキ大アルカナのみ、クリスタルチューナーがすっぽりと収まっています。

鑑定時に用いる書類、ノート、お釣り銭や領収書キャリングケースなどの収納はやっぱり文具メーカーやカバン屋さんの商品が圧倒的に「わかってるねぇ!」感があり、使いやすいです。

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好みや相性によってお手元においてほしい道具

  • パワーストーン
  • パワーストーンブレス
  • カード浄化用のさざれ水晶(細かい水晶石)
  • カード浄化用のハーブ(セージなど)
  • お香
  • アロマオイル
  • クリスタルチューナー(音叉)
  • チベタンベル(ティンシャ)

パワーストーン、ストーンブレス、さざれ水晶、浄化用のハーブ、クリスタルチューナーはパワーストーンを扱うお店へゆけば現物を見て購入できます。
チベタンベルはマライカなどエスニック、インド系の雑貨屋さんに置いてある場合があります。
チベタンベルは音に個体差があるのでぜひ現物を鳴らして検討してみてほしいな。

ここいらはもう、占い師の個性、方針、相性、好みの問題です。
毎度申し上げておりますが、ご自身がしっくり来るものを採用していただければと思います。

たとえばですが、クライエントのお話は必ずしもポジティブなものとは限りません。
人生の日陰の部分のお話に引っ張られる感覚がある占い師さんは、パワーストーンのブレスやネックレスなどをお守りにしていらっしゃいます。

また、気分転換として鑑定の合間にポイント水晶(一本の棒のような状態の水晶。ワンド水晶とも言います)を握る人もあれば、エネルギーを取り入れるために水晶に触れる、という方もいらっしゃいます。

カードの浄化をきちんとしたほうが占いに身が入ると考える占い師さんは、一度占うごとにさざれ水晶の上にタロットデッキを置いてリセットなさっています。
定期的にお家でホワイトセージを炊いて道具の一式を煙にくぐらせるという方もおられます。

嗅覚は五感の中で最も本能的で原始的な感覚だと言いますが、好きな香りのお香やアロマは鑑定に向き合うにあたりオンオフを切り替えるきっかけになります。
鑑定に使う道具とお香を一緒に包んでおいて香りをつけて、鑑定時の集中力に結びつけている占い師さんもいます。
また、一日の終りに占い師モードの自分からオフの自分に切り替え気分をリフレッシュするためアロマやお香を炊いている方もいます。

クリスタルチューナー、チベタンベルは音の鳴る道具です。
これもまた、「空間の浄化」として鳴らす方もあれば、精神統一・鑑定への集中のために鳴らすという私のような者もいます。

私が鑑定時に使っているのはクリスタルチューナーのみです。
品質が安定しているバイオソニック社の正規品をおすすめします。
一番メジャーなクリスタルチューナーは4096Hzですが、この音は「天界の扉を開く音」と言われています。
真偽は不明ですが、個人的にはとても背筋がシャンとする心地よい音だと感じているので採用しています。

上記リンク先は、使用方法の記載が充実しているショップを選びました。
参考にしていただければと思います。

あとは、そうだなあ。
私の場合は、占いに用いるというよりも個人の趣味で鉱石のクラスター(鉱石の群生)やポイントが家にあるくらいかなあ。
一日の終り、「はー、今日イケてなかったわ~」というときにポイント水晶を手で転がしたりすることはあるけど、占い師っぽいこと(なんじゃそりゃ)で、日ごろしていることというとそのくらいです。
道具のメンテもかかせませんが、瞑想をしたり、自律訓練法をしたり、精神を整える方面に力を入れてるかなあ……。

そうそう、タロットデッキがしっくり来ないときは、道具を用いた浄化ではなく、大アルカナ小アルカナをそれぞれ順番通りに並べ整えてカードと気分のリセットとしています。

以上、参考になるところがあれば幸いです!
浅野輝子でした。

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