
こんにちは~*:・’゚☆
占いのteruru.me、占い師の浅野輝子です。
2019/9/28(土) 10/2(水) 占いと心理を学ぶエレメンタルワークショップ、【カップ(水)の章】の初開催が無事終了いたしました。
イベント自体が初。全員初対面。
何をするのか概要は分かるけど内容はわからない!
……そりゃあもうみなさま、申し込むにも当日会場を訪れるのも、さぞかし緊張されたのではないかと思います。
ワークショップは講義ではなく、あくまでも参加者のみなさまが主体。
人様はコントロールできないだけに進行役の私もちょっぴりドキドキしましたが、始まってみると全くの杞憂でした。
素敵なメンバーにお集まりいただき、お互いがお互いを助け、感じたことを言葉にし、ときに驚きの声が上がったり笑いが起こったりと、土曜、水曜、両日ともに和やかなムードとなりました。
心理セラピーの誘導役や対面鑑定の占い師役など、全く初めてのことにも果敢にチャレンジしてくださったみなさまに、心からの拍手を送りたく思います。


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もくじ
ところでテキストを作りました。
今回のワークショップはテキストを作らず、その分参加費用を低く抑えようと考えていました。
体験の効果はものすごいんですよ。自転車の乗り方を覚えたら忘れないのと同じ。
体験によって身についたものや自ら気付き導き出した答えは、与えられた答えと違って忘れたりしません。
なので、再受講の費用(通常4000円)を2020年いっぱいまでフリー(無料!!)にして、「わからない、もう一度やりたい、しっかり身につけたい」と感じたら、気軽にお越しいただける環境をご用意するのが良い、と、当初は思っていたんですね。
ところが蓋を開けてみると、名古屋、東京、広島からと、遠方から多数の参加希望をいただきまして!!
想定外! ありがとうございます!
再受講しやすい人としにくい人が出てしまうのなら、おうちでも内容を振り返ってもらえるようにしたい……!
そんな思いからテキストをご用意しました!

今回の表紙は、“水の特徴”をイメージしています。
個人的にはお気に入りの表紙です。
夫に「ねえみて……ほれ、めっちゃかわいくない?」てのを5回くらいやりました。
毎回「カワイイね!」と答えてくれる夫、いいやつです。
(なお、夫はワークショップの設営に駆り出されています。いいやつです)
……ところで、これから『地』『風』『火』をイメージした表紙を作らねばならないのですが、『火』はどうしたらいいんだろう。
あまりにファイヤーな表紙だと変ですよね……。
どうしたらいいんだろう(困)
京アニさんへの寄付が完了しました
2019年10月3日付けで、京都アニメーションさんに収益64560円を寄付いたしました!
みなさまのご賛同あっての寄付。
私の個人名義だとしっくりこず……しかし勝手にお一人お一人のお名前を入れるわけにも行きませんから振込依頼名は「チャリティーイベント」としました。
振り込みました!(ぼかす範囲はこれでいいのか?だいじょうぶなのか?わからんッ!)すごく大きな金額ではないのかもしれないけど、でも、わたし一人では、捻出できなかった金額です。ご賛同ありがとうございました。 pic.twitter.com/vV2JSJiFcV
— てるこ*浅野輝子 (@teruru_teller) October 3, 2019
詳細な収支報告ができれば一番良いと思うのですが、1日だけ参加の方、4日間参加の方、今回のために購入した物品ではあるが今後も使える物、当初予定していなかったけれど後からかかった経費……など、非常に複雑でどのように取り扱うべきか判断しかねたため、収益から会場費を引かせていただいて多めに振り込むことにいたしました。
なお、3/1(2月コース最終回)につきましても、同様に開催後寄付いたします。
3/1開催の【ワンド(火)の章】は占いに興味のない方も、日常に活かしていただける内容が多いですよ。
奮ってご参加くださいませ!
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2020年春移行、ワークショップ受講料を改定いたします
ひとつお知らせしなければなりません。
テキストを作る……ということは時間と労力が必要ですし、価値が伴います。
加えて10/1の増税に伴い会場費用などに変動が出てきました……ウッ。
それからこの度主催してみて初めて、
「あっ、なるほど。ここにコストがかかるのですね!!」
「あっ、ここもですか!」
「なるほど……言われればそこも、費用いりますね……そう……ですよね……なるほどですね……」
と、実感させられる点が多々ありました。
どうっっっにかならんかしらと。
色々とこねくり回してみましたが、2020年春以降のワークショップは価格を上げないとどうにもならなさそうです。
ワークショップ2020年2月以降料金改定(案)
1コマ8000円→11000円
(1時間あたり3200円→4400円)
1日間 15000→21000円
1時間あたり3000円→4200円)
4日間 55000円→80000円
(1時間あたり2750円→4000円)
はっはあ。
私はこのワークショップの詳細ページに、「内容から考えると8万から12万円くらいが相場です」と記していましたが……。
(※テキスト付きならおそらく8万~16万が相場になるかと)
「わっ!本当にこういう値段になるんだな……」というのがいまの正直な気持ちです。
複数名集めていろんな経費を頭割りできると考慮してこの価格だから……集まらない場合のリスクヘッジとして本当はもう少し高くしなきゃビジネス的にはダメなんだろうな。
おそらくこのラインを下回っている巷の講座は、自宅開催などで大幅に経費を削れる要素があるか、占いとは別に本業のある方が趣味としてやっているか、まだ知識や経験の浅めな方がご自身の勉強がてらに開催されているかのどれかじゃないかな。
オンライン講座やマン・ツー・マンならまたちょっと条件が違ってくるだろうけれど。
現在募集をかけている2020年2月までのワークショップは、実質的に『特別価格』となります。
この機会を是非お見逃しなく、ご利用ください。
2020年、2月最初と最後の土日に開催をまとめた『2月コース』をご用意しております。
特に、遠方からの参加を検討されている方におすすめいたします。
また、【水の章】の初開催は終わりましたが、例えば今から土曜コース、水曜コース全4回で申し込んで、【水の章】は2/1の開催を振り替え受講してもOKです。
「仮に占い初心者の方がこれからプロを目指すならこの順で受けていただくと理解しやすいだろう」という一応の流れはありますが、基本的には1回ごとに内容を完結させていますので、「前回参加してないから全くわからない」という事態には陥らないかと思います。
もちろん興味のあるところだけ。1日のみの参加も歓迎!
※11/16土曜の【風の章】は満席間近となっておりますのでお急ぎくださいませ!
(詳細はこちらです)
初開催【カップ(水)の章】感想の一部をご紹介します

土曜、水曜、両日ともに「とても満足」のご評価をたくさんいただきました。
ご自身の中で気付いたこと、発見したことを教えて下さい
「人によってカードの感じ方がバラバラで面白かったです!!」
「しっかり、かっちりと全て意味を覚えないとといけないと思っていたのですが、カードの印象や色、インスピレーションでも占えたのが楽しかったです」
「感じ方が違えば引き出される意味は変わる。クライアントの感じ方も違うから、会話が大事なんだと思いました!」
「悪いカードと思っていたカードもその意味は深く、必ずしも悪いわけではないということ。自分自身(本人)の中に答えは在るということを発見しました」
「改めて、人のお話を聞くこと、引き出すことって難しいなぁ。と思いました。寄り添うことってなんやろうなぁーと思いました」
「自信がない、と思っていたけれど、もしかしたら実は自信を持たないようにしていたのかもしれないと気付きました」
「教本などで読んだ意味に意外ととらわれていたな、と感じました」
印象に残ったことを教えてください
「ボタン占いがとても心に響きました。こういう占いを取り入れるのも検討したいです」
「てるこさんの声が心地よかったです。絵本の朗読を聞いているようでした」
「対面で人を占うのは初めてやりました。自分を占うときよりもポジティブに伝えられました」
「心の奥を言葉にすることで自分がよくわかった。タロットは難しいものでも暗記するものでもないと分かった」
「他の人を占うときのドキドキ感。沢山の人と一緒にすることで違う視点に気付けて嬉しい」
「直感を閉じてもいいんだ、と印象に残りました。目から鱗が落ちました」
「ボタン占い。ボタンだけでめちゃくちゃ話が膨らむことがとても面白かったです。インスピレーションを育てるのにとても良さそうと思いました。
対面での練習。想像よりもとても難しいと感じました。その分、練習したいと思えました」
「最後、他の方と占いあった時に、お互いに納得の行く解釈や、本当は決めかけていたことの確認、背中を押すような作業ができたのが興味深かったです」
その他、感想をご自由にお書きください
「楽しかったです!タロットがとても身近なものに感じられました。自分の語彙力を身に着けないと行けないなと思いました。あと、心を豊かに!」
「フォーカシングは昨日怒りを感じた人への心が解かれてゆくのを感じることが出来ました。アンカリングとともに知識深めていきたいです」
「おもしろかったです(てるこさんのしゃべくりが)日常で人と関わる時に活かしたいです。ありがとうございました」
「ボタン占いをした時にタロットのコツがよく理解できた。占てることが目的ではなく、気付き(自分で気づいてもらう)が大切。タロットはコミニュケーションなんだなと思った」
「タロットカードのワークショップだけど心理学の取り入れ方を教えていただけたことがすごく勉強になりました。一人でタロットを学ぶより、人と学ぶほうが身に入りました」
「午前のワーク(心理学)が基本にあって、その上でタロットがあると、より心に響く言葉が届けられるんだと納得」
「とても勉強になりました」
「リーズナブルな価格での開催に感謝いたします。(本当にいいの?と恐縮しつつ……)タロット初心者でついていけるかなと不安でしたが全くそんなことはなく、すごくよかったです」
「楽しい時間をありがとうございました!」
ワークショップの感想を受けて
私は、“寄り添う”とはお互いの感じ方の違いを認識し、受け止め、存在を認めることだと思います。
私たちはみんな違う人間だから、全く同じようには感じられません。
ちょっぴり悲しくて、でも素敵なことですね。
相手の感じていることを想像したり、「あなたはそうなんだね」と認める。
まずそこが第一なのかなと。
それから……全力で、ちゃんと一緒に悩むことかな。
たとえ答えの出ないこと、今すぐにはどうしようも出来ないことでも、一緒に真剣に悩む、ということ。
(※プロとして活躍されるなら、寄り添いだけではなく、行動指針の提示ができると素晴らしいと思います。【ワンド(火)の章】で扱います)
寄り添い、共に悩むためにはみなさんが感じたように、対話が不可欠ですね。
「あなたの話を聞かせて」と、心を開くこと。
「失敗したらどうしよう!」と怖くなるのもすっごく分かるのですが、人はその人の枠でしか語れないし、今の自分を大きく見せる必要はないんですね。
ただ誠実に自分がタロットから感じたことを伝えていいし、「質問してみたいな」と思ったことを相手に尋ねてもいいんですよ。
「難しい!」と感じた方、素晴らしいです。そうなんです。
多少、“慣れ”はありますけど、ケースバイケースだから本当に難しいです!
よくそこに気付かれましたね!
実際にご自身でやってみたからこそ、実感されたのですね。
自信がなくてもいいですよ。大丈夫。いまのあなたはそう、というだけ。
そんな自分を認めて、ただ誠実に対峙すればよいだけ。
少なくともワークショップのあの空間に間違いはありません!
行動は、重ねてゆくほど美味しいミルフィーユになります。
こわかったり難しかったりするけれど、それでもやってゆきましょう。
無理ない範囲で。けれどちょっぴり背伸びするくらいがちょうどいいです。
「インスピレーションでいいの!?」という感想も頂きました。
実際、現場で「意味を覚えられない、自分はインスピレーションでしかタロットが出来ないのでダメだなといつも思っていて」という方もおられました。
ライダー版を作成したウェイトさんは『タロット図解』という解説書を残しています。
しかし現在数多く出版されているタロットの教科書を見ると、書かれているカードの意味は統一されていません。
著書の見解や、歴史に基づく知識やインスピレーションが反映され、様々な意味付けがなされているわけですが、時代とともに人々の価値観は変化しますし、意味も変化してゆくと考えたほうが自然だと私は考えています。
ゆくゆくは本を読むなどしてタロットの歴史や象徴のルーツやタロットの古典的な意味を抑えて引き出しを増やすといっそう豊かなリーディングに繋がりますが、本に書いてある他人からお借りした意味よりも、現場であなたが感じたことを言葉として伝えたほうが説得力があるのではないかと思います。
意味も、インスピレーションも、どちらも大切。どうかご自身のインスピレーションに誇りを持ってください。
……とまあ、ワークショップではこんな感じでお話ししています。
主催の反省点としては、1日参加、4日参加の方が混合している状態で、お申込み時のお名前と当日のニックネーム、お顔を一致させるのが難しく、どの方が次回も来られ、どの方が今回限りかの把握がうまく行かなかったことを悔いています。
名札に記載のほうが良いかもしれないですね。
それから、お一人お一人ともっとお話したい気持ちがあるなあ。
複数名対ひとりなので、ある程度割り切りは必要なのですが、僅かな時間でもいいから個人コンサル的なことを挟み込みたいですね……。
ワークショップの内容もどんどんブラッシュアップを重ねてゆきたいと思います。
たくさんの方とお会いできますように!
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